慶應義塾大学 湘南キャンパス 秋山美紀研究室 Miki Akiyama Lab

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HOME > 2018年度 ライフストーリープロジェクト「年配者のライフストーリー〜健幸の語り」

年配者のライフストーリー〜健幸の語り

自分は自分

語り手:S.Yさん

―お子さんが3人いると伺ったのですが、そのお子さんたちを育てる上で大変だったことはあったりしますか?

S.Yさん:あんまりないね、私呑気だから。

―反抗期とか、子供たちが勝手にやり始めちゃったり、言うことを聞かなくなっちゃったりとか

S.Yさん:そういうのないねえ、あんまり子供は子供、自分は自分だからねぇ。

―じゃあ結構放任守護と言うか

S.Yさん:放任主義ってほどではないけど、でもちゃんと学校も行ってくれたし仕事もしてるしいいんじゃないですか

―いい関係というかお互いに信頼関係を築いてきたみたいな感じですかね

S.Yさん:親は親、子供は子供だからね

―例えば三人の子供たちの中で一番手のかかった子とか

S.Yさん:ないねえ。みんな一生懸命暮らしてくれればそれで良い。そんなんね、ご立派になってくれとは望まないから、普通に暮らしてくれればいい。

S.Yさん プロフィール

97歳で一人暮らしをしている。孫のJさん(大学院生)とJさんのお父様がS.Yさんの隣の家に住んでいる。
Jさんは、S.Yさんの家を地域の集いの場として、定期的に開放している。S.Yさんの娘(Jさんの母)は他界されている。

Yさん その他の語り

健康に過ごす
食べものはなんでも食べる

家族がいること
育った環境と結婚後の生活の違い

死と向き合う
死ぬ時は死ぬの

自分を持つ
割と幸せな人生だった